習い事の教室で仲良くなった友人とランチ。
久しぶりのベトナム料理は新鮮。にぎやかにもりもり食べる。
彼女が最近買ったモノで大絶賛なのが、‘メディカル枕’。
そう、雑誌、「通販生活」でベスト1に選ばれたアレ。
不眠気味で肩凝りの私も以前から気になっていたのでいろいろと聞く。
10日間のお試し期間があるらしい、どうしようかな。
オットも欲しがるにちがいない。
通販生活に踊らされ気味の我が家・・。
眠る前には自分なりの入眠儀式がある、という方も多いはず。
子供の頃は母の読み聞かせ。
何冊もリクエストするのに閉口した母は
私が主人公のオリジナルの創作童話を聞かせてくれた。
毎晩設定が変わるかなり適当なお話だったけれど
必ず主人公がベッドに入るところで終わるので、
今日はここまで、おやすみなさい。と言われると不思議と眠くなった。
現在は15分のヨガストレッチと軽めの読書が習慣。
本は並行して何冊も読むのが好きで
移動中はミステリー、時間があるときに集中して読むのは重めの小説や評論、
眠る前は軽めのエッセイと自然と決まってきた。
最近、読んだなかで心地よい眠りに誘ってくれた2冊をご紹介。
1冊は女優・小林聡美の日常を綴った『ワタシは最高にツイている』。
彼女の夫である三谷幸喜が、以前何かで
妻の方が文章に独特のリズムがあって上手いと書いていたけれど
ほんとに心楽しい読み物になっています。
本人はとても繊細な方なのでしょうが、捨て身のツッコミもかなりツボです。
彼女の女優さんとしての個性やセンスはもちろん、
40代とは思えぬ美肌と凛としたこざっぱり感も憧れ。
清潔感とか透明感ではなく、オトナのこざっぱり感ね。
くぷぷと笑ってしまう文章にもそういう清さがあります。
もう一冊はエッセイスト三宮麻由子さんの『音をたずねて』。
幼い頃に視力を失った著者が様々な場所で聞いた‘音’のルポルタージュ。
丁寧に綴られるその‘感覚’と肌で感じる美しい言葉にひきこまれます。
‘見える’ことで、‘見ていない’世界があるのだと、
そしてそれはとても深く豊かな世界なんだと気づかせてくれる。
2冊とも装丁も好み。
素敵な本との出会いが楽しい夢へと続きますように。