ゆるり日乗

yoruharu.exblog.jp
ブログトップ

トークバトル

寒い。
外に出た途端、頬が冷たくなる。
‘風冴える’というのも1月の季語だと思い出す。

午後、国際交流のNPOのミーティング。
ライフワークとして細く長く関わっていきたいことなので、
私も必ず意見を言うように。
後で文句を言いたくないし。

今日もなかなか積極的な発言多し。
ただねぇ、ディベートの大会でもないのに、
自分とは違う見解をされると、
自分自身が否定されたかのように思うのか、必要以上にムキになる方が・・・。
そういう方は意見を述べるのではなく、相手を‘言い負かそう’とするのよね。
熱くなるあまり、最後には論点がズレてくる。
相手の方が大人なので結局はとりあわずに黙殺していたけれど、
たぶん本人は勝ったような気持になったのでしょうね。

ほんとうに知識と勇気がある人はそれを使うべき時を心得ている。
両方ともない私は、日々勉強。道のりは遠い。
[PR]
# by yo-ru-ha | 2007-01-16 23:24

辰巳さんの言葉

読書はジャンルを問わずの乱読で、何冊かを並行して読むのが常だけど、
季節ごとに読み返す本がなんとなく決まっている。
年の初めはこれ
料理研究家・辰巳芳子さんの「味覚日乗」。

まめやかで美しい、選び抜かれた言葉で綴られる四季折々の家庭料理とその背景。
この方の文章は端正なだけではなく、導かれるような静かな迫力に満ちていて、
日々の‘暮らし’そのものに対する凛とした姿勢とゆるぎない美意識に打たれます。
隙あらば怠けようとする私の背筋もページをめくるごとに伸びていく気分に・・・。

「人が愛ゆえに、作ったり、食べさせてもらったりする日々。
 過ぎてしまえばなんと短いことでしょう。」

おお、そうだ、そうだ、毎年のことながら反省。

その背筋だけは伸びたまま、
‘エル・ジャポン’のハリウッドゴシップ記事(大好物)を読む。
スカーレット・ヨハンソンが歌手デビュー?
しかもトム・ウェイツの名曲をカバー?
むむ・・・
両者共にダイスキなだけに、これっぽっちも融合してほしくはない。
[PR]
# by yo-ru-ha | 2007-01-13 16:02

あ・うんの呼吸?

暮れに生けたお花もみんな元気がなくなり、お正月気分もおしまい。
ですが、暴食モードは続いております。
今日はオットと夕方に待ち合わせ。
時間があったので大丸の京都展などを覗く。
イノダコーヒーが出店していたのを見つけ、懐かしくてカウンターに座ってしまう。
京都に住んでいた頃、朝帰りの時など本店によく寄りました。
食後のいっぷくに毎朝やってくる近所の旦那衆にまじり、
(暗黙の了解で彼らの席は決まっている)
ぼんやりしながらコーヒーを飲むと
小さな子供になったような場違いさと、
その頼りなさが楽しいような気分になったのを思い出します。

その後、オットおすすめのお寿司屋さんへ。
カウンターの角の席。
とってもおいしく、そのわりにお安く、
板さんも気さくであれこれお世話を焼いてくれる。
しかし、3貫目のぼたん海老を食べようとしたところで、突然気分がわるくなった私。
こんなことはめったにないのだけれど、しばらくするとますます具合が悪く・・・。
なんか妙な汗がでてきます。お寿司どころではありません。
板さんと話しているオットに
「具合悪い!帰りたい!限界!」と必死な視線で訴えると、
何を勘違いしたのか、にっこり肯いて
私の大好きな穴子を追加注文したのです。

「具合悪い!」をどうやったら「穴子食べたい!」の意思表示だと思うんでしょう。
意味がわかりません。
新年早々、夫婦の危機を感じました。
[PR]
# by yo-ru-ha | 2007-01-12 00:48

さよならムーミン

デパートでの買い物ついでに「ムーミン プレミアムコレクション」を覗く。

ムーミンはフィンランドの森に住む妖精。
けっしてカバではありませんことよ。
彼らは電話帳ほどの大きさなのです。

原作を初めて読んだときは、
日本のアニメとまるで違う世界観が広がっていることに驚きました。
(作者のヤンソンさんは日本のアニメに涙して怒ったそう)
原作にあふれる北欧の冷たい風にさらされた冬の陰影、
不安につつまれたような森、そこにすむ生き物たちの優しさと孤独。
読み進むうちにひどくひっそりした気分になったものです。

確かに北欧の洗練された家具や明るく斬新な色使いのファブリックは
暗く長い冬の間、家を心地よく明るく保つために生まれた暮らしの知恵だものね。

去年の寂しいニュースのひとつは
ムーミンの声を演じていた岸田今日子さんが亡くなられたこと。
アニメのどこかのんきな淡い色彩に対して
彼女の不思議な冷たさとただならぬ情感を帯びた声は子供心にも印象深く、
その浮世離れした独特のたたずまいからも
なんだか永久に生き続ける方のような気がしていたので・・。

そう言えば、恋に生きて人生を味わいつくしたような作家、宇野千代は
自ら「120歳まで生きる!」と口癖のように豪語し、
98歳で亡くなる晩年には
「なんだかわたし、死なないような気がする・・・」と言いだし
周囲をあ然とさせたという天晴れなエピソードの持ち主。

チャーミングな大先輩方にあやかって
今年もきもちだけは瑞々しく過ごしたいものと、
リトル・ミーのイケズ顔が可愛いマグカップを購入しました。





[PR]
# by yo-ru-ha | 2007-01-08 18:57