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ゆるり日乗

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明治のお嬢

テレビをつけると‘99サイズ’に画家の金子國義が出ていたのでじっくり見る。
相変わらずキテレツ。
岡村と踊る姿も存分に可愛らしい。
筋金入りのエピキュリアン。
こんなふうにスタイルを貫き通す自由な大人(じいさん)を見るのは気分がいい。
こちらまでぐんと風通しがよくなった気がする。
金子國義は浴衣もデザインしていて
柄も「銃」「唇から百人一首」など独特で眺めるだけでも楽しい。
時々ものすごーく好みなのがある。
叔母の部屋に飾られていた不思議な銅板画も素敵だったなぁ。

ここのところ夜眠る前にJ・エルロイを読んでいたので
なんだか、やさぐれた夢ばかり見てしまう。
昨夜は久しぶりに大好きな森茉莉の「父の帽子」を少しずつ読んだ。
‘精神的貴族’である彼女はもちろん、明治生まれのお嬢には突き抜けた人多し。
独特の審美眼と才能、その自信と暴走ぶりもただごとではない。
現在のフェミニストなんかよりずっと彼女たちは肝が据わっていたように思える。
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by yo-ru-ha | 2007-09-08 21:11

それぞれの自由

昨夜、久しぶりに夜遊びしたところ、
風がさっぱりと涼しくて、近づく秋の気配にじわじわと嬉しくなりました。

夫が温泉に行きたいと言うので
武雄温泉にお泊まりに行きました。
大人2名客専用の個性的だけど落ち着いたお宿。
カートで結構な勾配をのぼってお部屋にたどりつくと別世界。
本やDVDをしっかり持参していたのですが、
それらも見ずにひたすらゆるりとのんびりできました。
お湯もとろみが強くて好み。
J・ウェグナーのロッキンチェアは持ってかえりたかったな。
チェックアウトが12時なのも嬉しい。


話は変わって
好みの展覧会が多いので年間パスを購入しているイムズのアルティアム。
前回は「飛び出す絵本展」今回は「アジア・クィアフィルムフェスティバル」。
映画好きな年下の友人と見に行く予定です。
‘クィア’とはセクシャルマイノリティーの人達の総称。
九州初上陸らしいけれど、10年以上前に京都でもこの映画祭を見ました。
当時はまだレズ&ゲイフィルムフェスティバルと銘打っていたような・・。
私とボーイフレンドはただの映画ファンだったけれど、
上映後、初めて触れたゲイコミュニティのパワーに圧倒され
自分の浅はかな好奇心が恥ずかしくて
帰りはすっかり口数がすくなくなったのを覚えてます。

きょうび、おネェ系の方達をバラエティ番組で見かけない日はないけれど
普通に生きる人達にとって、のっぴきならない自分の感情と向き合うのは
私には想像できない葛藤があるはず。
それは永遠に理解できない感情なのかも。
だからこの映画祭を楽しむことに意味があるのでしょうね。

みんながそれぞれの自由をあきらめないでいられますように。
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by yo-ru-ha | 2007-09-07 11:34