ゆるり日乗

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輝かしい未来に!

仕事帰り、若い友人とお好み焼きを食べに行く。
彼女は去年、大学を中退し、アルバイトを掛け持ちしながら貯金して
数ヶ月後にはパリに留学するのだそう。

自分のことをふりかえれば、
大学生の時も、就職してからも、
好きなところに住んで、随分好きなことをしたのに

自分が手放してしまったように思える過去と
彼女の前にこれから広がる時間の豊かさを思って飲むビールは
くらくらと酔いがまわった。
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by yo-ru-ha | 2007-03-30 22:45

散歩の途中

 草原にいるときは草原であれ 

 樫の木の下にいるときは樫であれ

 人といるときは人であれ



午後から暖かくなったので
近所のお友達とお茶の予定を変更して、大濠公園へ。
桜はまだまだ2分咲き、3分咲き。
来週でも大丈夫かな。雨が降らないといいね。
お花見のタイミングに妙にやきもきするのも日本人らしくていい。
始まりと希望と狂喜の花。

おしゃべりしながらゆっくり散歩して橋を渡る。
水辺がすごく好きなので
池を渡る風にふかれるだけでほんとうに落ち着く。
ボートには乗りたいとは思わないけど。

そうそう、各観光地の湖に行くといつも思うのだけれど
遊覧船は「センスの悪いモノでなければならない」という掟でもあるのかしら・・。

冒頭の言葉はスザンナ・タマーロ(イタリア人作家)の小説から。
なぜか今日、散歩途中に浮かんできました。
記憶と気持って不思議。
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by yo-ru-ha | 2007-03-27 23:13

街のことば

引っ越しの大きなトラックを見かける季節になりました。
お別れのシーズンでもあるけれど、
無印良品では、新生活のための食器などを楽しげに物色している若者多し。
こうして街に‘新しい人達’とその期待があふれていくのね。

都市としての規模、物価の安さ、恵まれた自然、食べ物、アクセスの良さなどから
住みやすい!と転勤族に高評価の福岡。
私もオットも日々実感しています。

転勤族つながりで知り合った心強い友人達は、出身地も様々だけれど、
今の会社では当然、地元の方が多いので
オフタイムでのおしゃべりは博多弁の波にのまれています。
世代によってちょっとずつ違うのも楽しい。

関東・関西・九州に住んだけれど、
方言はその土地の風土や人々の習慣、気質にはぐくまれてきた鉄壁のリズム。
記号化するのが難しい、微妙な感情をのせることができて、とても豊か。
そのぶん、実際に体に馴染んでいないと嘘をついているようで気恥ずかしく、
自分も積極的にその土地の方言を話そう、などとは思いません。

しかし、先日仕事で外国人の方の応対をしたのですが、
英語とカタコトの日本語の合間に博多弁を繰り出してくるので笑ってしまいました。
私も、もっとおおらかな気持でこの街のことばに寄り添おう。
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by yo-ru-ha | 2007-03-25 09:28

喝!

風邪も抜けきらず、ぐずぐずと体調悪し。
飲み会にて、いつもの三分の一ほどのペースでゆるゆる飲んでいたところ、
やたらと心配され、
いかに自分が‘大酒飲み’として認識されているかを改めて知る。
健康になろう。
そしてお酒はひかえましょう。

先日、母から電話があり、5月に京都に旅行することに。
良さそうな旅館の手配などを頼まれたのですが、
何がしたい?と聞かれ、
「・・・座禅体験。」と答えると、ひいてました。

以前にも友人と大徳寺にてトライしたことがあるのです。
インパクトがあったのは入り口に黒々と書かれた和尚からのメッセージ。

「今 ここで 頑張らずして いつ頑張る!」

なんだかぽかんとしてしまうような迫力。
そのまっとうさ、遠慮のない激励が新鮮で少しだけ笑ってしまいました。

美しい枯山水の庭園に向かって座し(お座布団がありました)
その静けさをすいこみながら自分と向き合い、己の声を聞くのです。

しかし、わたしには無我の境地はほど遠く
いつ警策で叩かれるのかヒジョーに気になったし、
正直、この後、どこでご飯食べようかな、などと考えていましたが、
不思議と心地よい体験で忘れられません。
ヨガもそうだけれど、呼吸に集中することで得られる安らかさって深いのね。
また是非トライしたいものです。
遠慮のない、「喝!」が必要な時もあるよね。
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by yo-ru-ha | 2007-03-21 19:23

もうすこし。

仕事、ものすごくなめていたのに、ちょっとしたミスをして落ちこむ。
まわりは、その程度のことを気にすることなんてない、と
過去、どんな大失敗をしたかを次々と語ってくれた。
みんなやさしい。
しかし、大丈夫か、この会社・・・。


気分が沈みがちな大きな理由は
去年の今頃、大事な友人を亡くしたから。
自分でもなぜだかわからないくらい、ひどく心細い気持になる。

みんなのうえに時間は同じだけ流れているのに
たくさんの記憶や想いを共有したのに
そのひとの人生は結局、その人だけのものなのだなぁと
あたりまえのことをしんみりと思う。

桜が咲くまでもうすこし。
もうすこしだけ、めそめそしていよう。
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by yo-ru-ha | 2007-03-16 12:01

姫君たち

佐賀城下お雛祭りに友人と出かけました。
天神から高速バスにゆられての小旅行。
ぴかぴかの上天気で陽射しはまぶしいほど。
まずは、お友達が二人展を行っているギャラリーへ。

しっとりした風合いでモダンで鮮やかな緞通の織物と
淡く広がりがあって、繊細なのに存在感のある友人のファイバーアート作品、
どちらも素敵で触発されました。

その後はトコトコと歩き続けてお雛様めぐり。
知らない街をのんびり友達と歩くのは道に迷うのもまた楽しい。
まずはお殿様だった鍋島家のお雛様を見学。
さすがに、こちらの頭が思わず下がりそうな気品のあるお顔だち。
雛道具も素晴らしい。小さな箪笥にはお人形のお着物も入っています。
銀製のさまざまな調度品など、とても丁寧に作られていて見ていてあきません。
親指ほどのお人形も凝った着物を着せられ、お顔と手足は象牙で出来ています。
次に会場となっている旧福田家、旧古賀家、旧三省銀行(建物はココが一番好き)
などをめぐりました。
とにかくたっくさんのお雛様に会いましたが、
可愛らしく初々しいのもあれば艶やかだったり優雅だったりと表情も様々。
ふいに実家のお雛様が懐かしくなりました。
毎年、学校から帰るといつのまにか魔法のように飾られていたことも。

骨董市も覗きました。
ほんとうの‘骨董’からとんでもない‘使い古し’まで賑やかにひしめいています。
お店の人もお昼寝していたりお弁当を食べていたりとゆるゆるモード。
マジックで名前の書かれたカピカピになったリュックなどもぶらさがってました。
あれこれ言いながら私は半幅帯を、お友達はユニークなオブジェを購入。
こういう無駄遣いのなんと楽しいこと!

街おこし的な意味合いもあるイベントのせいか、
応対してくれる方は皆さんとても親切で気持が和みました。
帰りには歩き疲れてしまったけれど、
とても豊かな春の一日。
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by yo-ru-ha | 2007-03-03 18:01